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王鐸の書法〈條幅篇〉 王 鐸 (著)， 村上 三島 (編集) 本・雑誌
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商品説明
王 鐸 (著)， 村上 三島 (編集)
登録情報
－: 259ページ
出版社: 二玄社 (1979/02)
ASIN: B000J8J770
発売日： 1979/02
商品パッケージの寸法: 31.8 x 22.3 x 3.3 cm
解説を書かれた書家の村上三島さんは、
幼少より病弱で、病床での読書を楽しみにして育った、
と聞いたことがある。
きっと、そういう素養がこの本に溢れているのだと思う。
王鐸の書の素晴らしさもさる事ながら、
著者の人並み外れた洞察力にも、
深く感銘を覚えた。
一書ずつ、当時の身分を示し、
書から感じられる王鐸の心情を手に取るように解説されている。
「はなから、いいものを書こうとしょうという気がないところがいい」
とか、まだまだお習字気分が抜けきらない私などは、
度肝を抜かれる思いがした。
確かに、頭のてっぺんから足先まで、着飾った人を見ると、
見ている方も疲れてしまって、下品ささえ感じてしむことがある。
王鐸が使った筆について、
一書ずつ、推測されていて、
筆の種類の実作への応用の参考になった。
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