ドリナリア クエルシフォリア　コルク付け 苗

ドリナリアのクエルシフォリア板付けです。

大きくなりすぎてカットしたものです。
カット時の根茎の大きさは8センチ×3センチほどで
板付けにするには少し大きめです。

大きめの根茎でトップカット側なので
すぐにワサワサ生えてきます。
カットしてから2ヶ月経っています。
保湿しながらコロンとその辺に置いていたものを
2週間ほど前にコルク付けにしました。
環境によりますが、夏までには10枚程さらに葉が展開すると思います。

コルク付けにした途端シールドと胞子葉が生えてきました。
写真3,4枚目。
現在25℃湿度80%で管理しています。
シールドは全部で6枚付いています。
胞子葉が展開中です。

成長を踏まえ根茎の向きを見て、
本体はコルクの右下につけ
根茎左側に水苔を配置しています。
左上に伸びていくイメージです。
水苔の上を這うのでそのようになると思います。
その先は水苔がなくても自力で成長できますので
私なら水苔を足すことはせず
そのままコルクに着生させます。

コルク真ん中にヒビが入っていますが、
そのヒビをうまく使って伸びていくと思います。
あえてこのコルクを選びました。
根が隙間に入りコルクを一体化させると思います。

コルクの大きさは約30cm
クエルシフォリアは約20cmです。
水苔は4⭐︎のランクを使用しています。
フックはステンレスの2.8mmを使用。
錆びないのでご安心ください。
コルクは新鮮なバージンコルクを使用している為、
水をたっぷり含むと樹皮成分の少し茶色っぽい水が滴りますのでご注意くださいませ。
霧吹き程度では大丈夫です。


この個体のストーリーをお話しすると、
他で出品しておりますコルク付けにした
ブラキカウロスを喰い殺そうとした先端部分です。
コルクから剥がす時は、コルク樹皮ごと剥がれ落ちるほど
根が強く着生していました。


寒さで止まってしまったベアルート株より
動いているこちらの株の方が
春のスタートダッシュも違いますし
虫の防除も行っています。
自分の中ではこれ以上ないと思っていますので
お勧めできます。

そろそろ外管理でも大丈夫な頃だと思います。
ゆっくり慣らしてあげてもいいかもしれません。